Mirror Modifiersは、鏡面コピーを作成してくれるモディファイアです。
編集したことをリアルタイムに反映してくれるので便利です。
基本的な使い方と、座標軸に関しての注意点を書きました。

内容は続きに書いてあります。
使用したBlenderのバージョン:Blender2.42a使い方はEditing(F9)内のAdd ModifierからMirrorを選択で使えます。

Merge Limitはどのくらいで、Mergeするかを設定します。
この数値が高ければ、少し離れていても勝手にMergeしてくれます。
X,Y,Zはコピーを作る方向。
Do Clippingにチェックを入れると、下の画像のような違いがあります

左の画像が、Do Clippinをチェックした状態で、押し出しをした違い。
右がDo Clippingをチェックして拡大縮小した違いです。
注意点として、MirrorはLocal座標を元にX軸などを決めます。
Local座標はObjectごとに設定してある座標で、Pivotを中心とします。
Objectモードでオブジェクトの回転などをすれば、
そのObjectのLocal座標も回転します。

例えば、上の画像のように一見大丈夫そうでも、
表示をLocal座標にしてみると、Local座標が変になっていたりします。
この状態でMirrorを使うと、左下の画像のような状態になります。

だから前もって、ObjectモードでTransform Propertiesを表示して、
Rotの値をすべて0にしておいたほうがいいかもしれません。
ObjectモードのTransform PropertiesはGlobal座標の数値なので、
これを0にすると、Global座標と同じ軸方向になります。
ちなみに、EditモードのTransfome Propertiesは、
Global、Localを切り替えることができます。

Localの状態での0はPivotの位置になります。
座標にLocal座標を使っているのは、ややこしいかもしれませんが、

上の画像のように、Global座標にとらわれず、
鏡面コピーをできるということでもあります。
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- 2006/10/14(土) 11:37:20|
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