使用したBlenderのバージョン:Blender2.42a流体シミュレーションのFluidを使うには、
FluidとDomainを設定した二つのオブジェクトが必要になります。
Fluidで流体の動きが開始する形状や位置を指定して、
Domainが流体する動き+シミュレーション範囲の役割をします。

まず、Fluidを設定するオブジェクトを作ります。

形状は何でもいいです。自分でモデリングした形状でもいいです。
とりあえず今回は基本形状のIco Sphereを使います。

形状を用意したら、上の画像のようにEnableを押します。

そして、Fluidにチェック。
とりあえず今回はこれでFluidの方の設定は終わりです。
次はDomainを設定するオブジェクトを作ります。

こちらはCube(立方体)で作ります。
何でもいいというわけではないようです。

Cubeを作ったら、Fluidと同じようにFluidパネルのEnableを押します。
そして、今度はDomainの方にチェックを入れます。
そしたら、シミュレーション結果のデータを吐き出すフォルダを指定。

次に計算するフレーム数を決めます。
あと、3D Viewの表示をワイヤーフレームにしとくといいかもしれません。

とりあえず設定はこれで終わりです。
BAKEを押せば、計算が始まると思います。
何フレームまで計算しているかは、画面の上の方に表示されています。
3D Viewの表示と計算時のメッシュの細かさの設定について、

Disp-Qualで3D Viewの表示などを切り替えます。
左が3D Viewでの表示の設定を、右がレンダリング時の設定をします。

メッシュの細かさはResolutionで設定します。
数値が高いほうが細かくなりますが、
その分、計算に時間がかかりますしデータのサイズも大きくなります。
Preview ResはPreviewの数値になります。

あと、Fluidのオブジェクトを別のレイヤーに置いてあっても、
ちゃんと計算されるようです。
- 2007/02/05(月) 00:39:27|
- 操作メモ 流体表現
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