
Ivy Generatorはツタを自動的に生やしてくれるソフトです。
obj形式でのファイルのやり取りが可能なのでBlenderでも大丈夫。
かなり良いソフトです。
Ivy Generator -
http://graphics.uni-konstanz.de/~luft/ivy_generator/プログラム本体は解凍したフォルダのbinの中にあります。
Ivy Generatorの基本的な使い方は、
1. ダブルクリックで生成点を決める。
2. Growを押してツタを生やす。
3. Birthを押して実際の形状を生成。
と、こんな感じですかね。
ImportとExportで、objファイルの読み込みと保存が出来ます。
ちなみに視点の移動は [Ctrl]+マウスの左ボタンでドラッグ です。
あと、Blenderでインポートした際の注意点をいくつか続きにまとめてみました。
まず、Ivy Generatorで使用した葉や茎用のテクスチャ画像を、
エクスポートしたobjファイルと同じフォルダにコピー。

Blenderでobjファイルをインポートします。

インポート設定はデフォルトのままで大丈夫でしょう。

UVマップ等もそのまま読み込まれるので、
さっきのように、テクスチャ画像とobjファイルを同じフォルダにしておけば、
自然とテクスチャが貼られた状態になります。
ちなみに注意点ですが、
葉や茎などはそれぞれ別オブジェクトになってるので注意しましょう。
いっそのこと、[Ctrl]+[J]で一つのオブジェクトにまとめてもいいかもしれません。
形状はこれで読み込めましたが、
葉っぱの透明にする所までは反映されないので、Blenderで再設定します。
1.テクスチャの設定でUseAlphaにチェックを入れます。

2.マテリアルに戻り、MapTo の Alphaに通常でチェック。

3.マテリアルのAlphaを0にして、ZTranspにチェック。

4.葉っぱの影が落ちそうな部分のマテリアル全てにTraShadをチェック。

とりあえず、これで透明に抜けると思います。
テクスチャ画像にアルファチャンネルが付加されていたので、
これだけで設定できました。
そして最後にもう一つ。スペキュラがらみで。
上のマテリアルの設定だけだと、スペキュラを設定した場合、

上の画像のように、透明にした部分にもスペキュラが出てしまうのを修正します。
1.一番下にテクスチャを追加します。テクスチャは同じやつで、UVで貼ります。

2.MapToのColのチェックを外し、Specに反転でチェック。
3.そして合成モードをSubtractにします。Subtractは除外する効果があります。

透明の部分にはスペキュラが出なくなりました。

関連記事:
操作メモ - テクスチャの順番とテクスチャのコピー&ペースト
http://bmania.blog70.fc2.com/blog-entry-389.html操作メモ - 透明度の情報の付いた画像を貼る
http://bmania.blog70.fc2.com/blog-entry-391.htmlテーマ:3DCG - ジャンル:コンピュータ
- 2008/01/13(日) 21:17:37|
- Ivy Generator
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| トラックバック:0
-
| コメント:2
ダウンロードしたまま最初の所で躓いていたので助かりました。
生成点をダブルクリックで決めるのは気が付きませんでした。
- 2008/01/14(月) 23:28:45 |
- URL |
- AKI #ldSHJ4vM
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いきなりメニュー項目にない作業が必要というのも、結構悩みますよね。
- 2008/01/16(水) 01:24:09 |
- URL |
- bmania #-
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