内蔵レンダラーとFreestyleを統合させたビルドがリリースされたので、
我慢できずにダウンロード。今作っている教室の机で試してみました。
(教室全体はエラーでレンダリング中に落ちてしまいます)
かなり良い感じに線を描画してくれます。

* 4枚目の画像を少し変更。
(線の細い部分の太さを0.5にして、OSAをONにしました)ダウンロードしたのは、GraphicAllにあるT.K.氏のビルドで、
GSoC Freestyle branch for Win32 [17671]です。
GraphicAll -
http://graphicall.org/builds/index.php使い方は、従来のEdgeボタンの隣にFreestyleボタンが追加されているので、
これを押します。すると、横のRenderタブの隣にFreestyleタブが表示されるので、
そこから設定ファイルの****.pyを選んだりします。
現段階のこのビルドでは、XpartsとYpartsを1にする必要があるみたいです。
OSAも使う場合は、タイプをBoxにする必要があるかもしれません。
最新のビルドだとこうする必要はありません。あと、shaders_listについての大雑把なメモを続きに書いておきます。
Freestyleは、scripts\freestyle\style_moduleの中にある、
****.pyというファイルに設定が書かれていて、それを読込んで機能します。
そのファイルはメモ帳などで簡単に編集することができます。
で、そのファイルには shaders_list という部分があって、
そこで線の太さや色を変えたりできます。

この部分に最低でも1つだけ、何かしらパラメーターが必要で、
いろいろ組み合わせりすることで、いろいろ線のスタイルが作れるようです。
ちなみに今回アップしたレンダリング画像は全て、
cartoon.py というサンプルを元にShaders_listの部分だけ編集して作りました。
以下は実際に編集してみたうえでの一部パラメーターのメモ。
翻訳したりして確認したわけではないので、間違っている部分もあるかと思います。
( )内のxの部分を数値に置き換えてください。
・線の色 (RGBになりますが値は1~0の間で設定)
ConstantColorShader(x,x,x),
・線の色 (色を組みわせる)(yの部分が2色目)(各4つ目の値は何かわかりません)
IncreasingColorShader(x,x,x,x,y,y,y,y),
・線の色 (マテリアルの色に合わせて変化)
pyMaterialColorShader(x),
・線の太さ (値は1以下の0.5とかでも設定できます)
ConstantThicknessShader(x),
・線の太さ (強弱付き)(1~2つ目の値でそれぞれの太さ、3つ目の値で太さのコントラスト)
pyNonLinearVaryingThicknessShader(x,x,x),
・線の太さ (強弱付き)(上のものとは微妙に違いがでます)
IncreasingThicknessShader (x,x),
・線を歪ませる?
BezierCurveShader(x),
・線と線の間に隙間を作る?
TipRemoverShader(x),
・線を飛び出させる
BackboneStretcherShader(x),
- 2008/12/03(水) 21:16:33|
- 試しCG トゥーン
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