IKのターゲットや、ペアレントの親を途中で切り替えます。
ペアレントは、代わりにChild Ofを使用します。
Child Ofはペアレントと同じ機能のConstraintです。
内容は続きに書いてあります。
使用したBlenderのバージョン:Blender2.48aConstraintの影響力を決めるInfluenceに、キーフレームを打つことができます。
そうして、IK SolverやChildOf(ペアレントと同じ機能)のInfluenceを変化させることで、

IKとFKの切り替え、ペアレントの途中解除や途中発生。
複数使えば、IKターゲットの切り替え、ペアレントの親の切り替えなどができます。
キーフレームの打ち方は、
値を決め、右横にあるKeyというボタン押せば完了です。

それと、IPO Curve Editorウィンドウを一つ用意して、
Keyボタンの隣にあるShowボタンを押せば、

IPOカーブがそのConstraintのものに切り替わります。

注意点:
IKからFKへと切り替える場合は、
IKで動かしても、影響を受ける側のボーンのTransform値は変化しないので、
切り替わる時にその点を補完してあげる必要があります。
ChildOfの場合はOffsetがらみで少々ややこしいです。
そこで、あくまで1フレームで切り替える時のポイントですが、
途中解除する場合は、Influenceが0になる一歩手前のフレームで、
途中発生する場合は、Influenceが1になるフレームで、
Set Offsetを押し、もし位置がずれたら、子をそのフレームで位置調整する。

設定後、親のモーションを変更した時におかしくなった場合は、
途中解除する場合は、上と同じやり方。
途中発生する場合は、Influenceが1になるフレームで、
Clear Offset → Set Offsetの順に押す。後は同じ。

どうしても上手くいかなくなったら、
ChildOfを消して、ChildOfを最初から作り直す。
といった感じでやれば大丈夫かと。
ただ、同じ親で途中発生→途中解除と繰り返す場合は、どうしようもないですね。
- 2008/12/11(木) 21:48:41|
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