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Blenderで3DCG制作日記

Blenderという無料ソフトを使って3DCGを作っていきます。

操作メモ - Defocusノードで被写界深度


Defocusは被写界深度を表現するノードのフィルターの一つです。
memo_conode_006_01.jpg
コンポジットノードで、AddからFilter→Defocusで追加できます。
memo_conode_006_02.png

● 使い方1 (DOF情報を直接使用する場合)
最初に焦点の設定をします。
カメラを選択し、Editing(F9)パネルを開き、
そこにある Dof Dist という項目で焦点を設定します。
memo_conode_006_03.png memo_conode_006_04.png
Dof Ob: にオブジェクト名を指定することで、
常にそのオブジェクトに焦点を合わせた状態にも出来ます。
また、Show:のLimitsを押すことで、焦点を視覚的に確認できます。

一旦レンダリング。
そして、コンポジットノードの作業ですが、
memo_conode_006_05.png
まず、No zbufferはOFFにします。
fStopでぼけ具合を設定。値が低い方がぼけます。
Previewは反応が重過ぎる場合にONにするのがいいでしょう。
BThresholdは↓のような場合に調整します。
memo_conode_006_06.png
設定はこんな所だと思います。

● 使い方2 (グラデーションで使用する場合)
DefocusはDOF情報を使用する以外に、グラデーションでも使用できます。
グラデーションを使う場合は、No zbufferをONにします。
memo_conode_006_07.png
ぼけ具合はZscaleで設定。後は同じです。
前に紹介した、Blurで被写界深度と同じやり方も可能になります。
memo_conode_006_08.png

Defocusノードは、被写界深度を再現するのにまだ不完全な部分があって、
memo_conode_006_09.png
↑のように、手前がぼけて、奥がクッキリする場合に、
手前と奥の境目部分が上手くぼけてくれません。
この点が少々残念です。

関連記事:
操作メモ - ノードのBlurを使って被写界深度
http://bmania.blog70.fc2.com/blog-entry-241.html
  1. 2008/12/21(日) 21:41:34|
  2. メモ コンポジットノード
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<操作メモ - Cloth機能を使ってみる (12/22追記) | ホーム | ノードでエッジの続き>>

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