Defocusは被写界深度を表現するノードのフィルターの一つです。

コンポジットノードで、AddからFilter→Defocusで追加できます。
● 使い方1 (DOF情報を直接使用する場合)最初に焦点の設定をします。
カメラを選択し、Editing(F9)パネルを開き、
そこにある Dof Dist という項目で焦点を設定します。

Dof Ob: にオブジェクト名を指定することで、
常にそのオブジェクトに焦点を合わせた状態にも出来ます。
また、Show:のLimitsを押すことで、焦点を視覚的に確認できます。
一旦レンダリング。
そして、コンポジットノードの作業ですが、

まず、No zbufferはOFFにします。
fStopでぼけ具合を設定。値が低い方がぼけます。
Previewは反応が重過ぎる場合にONにするのがいいでしょう。
BThresholdは↓のような場合に調整します。

設定はこんな所だと思います。
● 使い方2 (グラデーションで使用する場合)DefocusはDOF情報を使用する以外に、グラデーションでも使用できます。
グラデーションを使う場合は、No zbufferをONにします。

ぼけ具合はZscaleで設定。後は同じです。
前に紹介した、Blurで被写界深度と同じやり方も可能になります。

Defocusノードは、被写界深度を再現するのにまだ不完全な部分があって、

↑のように、手前がぼけて、奥がクッキリする場合に、
手前と奥の境目部分が上手くぼけてくれません。
この点が少々残念です。
関連記事:
操作メモ - ノードのBlurを使って被写界深度
http://bmania.blog70.fc2.com/blog-entry-241.html
- 2008/12/21(日) 21:41:34|
- メモ コンポジットノード
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