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Blenderで3DCG制作日記

Blenderという無料ソフトを使って3DCGを作っていきます。

透明部分を透明で表示したままテクスチャペイント

2009/06/28 記事修正。赤字が追加部分です。

GLSLと合わせることで、
テクスチャペイントで透明な部分を透明で表示してみました。
texture_paint_alpha_01_001.png
以前に書いたテクスチャペイントの操作メモはこちらです。

UVマップのFaceにイメージを作成&セット。
(イメージを作成する際にAlphaの項目で下地の透明度を設定できます)
texture_paint_alpha_01_002.png
このイメージをマテリアルでテクスチャとして貼り付けます。
まず、マテリアルの設定はZTranspをオン。A(アルファ)は0にします。
texture_paint_alpha_01_003.png
テクスチャチャンネルはカラー用とアルファ用と分けて用意します。
テクスチャブロックは共有してかまいません。
Map Inputは必ずUVに。アルファ用の合成モードはAddにします。
texture_paint_alpha_01_004.png
そして、テクスチャの設定は、
UVマップにセットしてあるイメージを読み込み、UseAlphaをオン。
texture_paint_alpha_01_005.png
これで設定は終わりです。
あとは、3DViewの表示をGLSLにします。
texture_paint_alpha_01_006.png
GLSL表示なので、描きやすいようにライティングを調整するか、
マテリアルの設定でShadelessをオンにする必要がありますが。

なお、ペイントする際は、
EraseAlphaを消しゴム代わりに使用。
texture_paint_alpha_01_007.png
ただし、これはアルファ情報のみを書き換えているだけで、
カラーとしては消えていないから少し注意が必要です。

最後に、UV/Image Editorで作成したアルファ付の画像を、
UV/Image Editorで保存する際の注意点ですが、
このような場合でも、アルファ付で画像を保存するには、
Scene(F10)のRGBAをオンにしておく必要があるみたいです。
texture_paint_layer_013.png
あと、UV/Image EditorでのSaveやSave Asでの保存形式は、
ファイルブラウザのSave Imageという項目で変更できます。
texture_paint_layer_014.png
アルファ付で保存できる画像ファイル形式は、
PNGとTarga(今回はTarga Rawの方が良いかも)の二つが有名だと思います。



これで透明な部分を透明で表示したままペイントできます。

ただ、GLSLのアルファチャンネルの処理が少し雑な感じなのが残念です。
texture_paint_alpha_01_009.png

  1. 2009/06/28(日) 22:47:33|
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