Parentを利用したモーションの使用例です。
今回は、カメラのモーションの使用例。
↓の動画のように、対象物の周りを回転するような動きが簡単にできます。
内容は続きに書いてあります。
使用したBlenderのバージョン:Blender2.42a*10/03/01 なぜかLatticeを使用してたので修正。Emptyを使います今回は、カメラに動きをつけたいと思います。

まず、Emptyを作成します。
EmptyはNullオブジェクトで、レンダリングされないオブジェクトです。
Emptyを作成したら、Emptyを親にカメラとParentの設定をします。

この状態で、Emptyを回転させると、上のようにカメラも回転します。
これを利用して、オブジェクトを中心に、
カメラがくるくる回る動きを、作ろうと思います。

Emptyの回転の動きです。
今回のような場合は、Transform Propertiesを利用するといいです。
[N]キーで、Trasform Propertiesが開きます。

ここで、注意点なんですが、
ただキーフレームを打っただけだと、上のようになってしまいます。
Emptyの回転量の変化は、カメラの動きの速度に関係します。
今回は速度を一定にしたいので、まっすぐな線になるようにします。

そのような場合は、[T]を押し、表示されたメニューから、
Linerを選べば、まっすぐな線になります。
これで、終わりです。
この状態で、カメラを前後上下に動かせば、螺旋状の動きになります。
回転する速度も、Emptyの回転速度を編集すればいいだけなので、
後の修正が簡単になります。
- 2006/08/02(水) 20:23:11|
- 操作メモ モーション
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